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扇子の開き方・閉じ方・保管方法 2016年03月15日
  • 扇子のこと

扇子の開き方

扇子の親骨を上に向け両手で優しく持ちます。

その際に右手を要のあたりにそえ、もう片方で扇子の真ん中あたりを下からそえその親指で親骨を向かって右側へ押すようにし広げます。親指で押し少し開いたら、両手で扇子をゆっくりと広げていきます。

一気に広げると、扇子を痛めてしまいます。やさしく、ゆっくり、丁寧に広げる事が扇子を長持ちさせるコツにもなります。


扇子の閉じ方

開いた扇子を両手で持ち、右手で奥から手繰り寄せるように閉じていきます。片手で閉じようとせず、扇子の折りにそって丁寧に閉じることをおすすめします。

扇子を閉じたら、しめ紙やゴムを忘れずに…。扇子を買った時に、扇子の上部を留めてある紙やゴム。これらを扇子を使った後にはめておくと、扇子の型崩れを防ぐ事ができます。


扇子の保管

扇子を持ち歩く際には、付属の扇子袋に入れることをお勧めします。

扇子はとてもデリケートなので、鞄の中にそのまま入れてしまうと、扇面の破れや扇骨の破損につながる事があります。

扇子袋のない扇子の場合は、ハンカチや手ぬぐいで優しく包んで持ち歩くのもおすすめです。

お気に入りの扇子をより長く使っていただくためにも、ぜひお試しくださいませ。