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2024年03月25日
京都の春のをどりを楽しむ
こんにちは、京扇子の白竹堂です。
享保3年、1718年から京都で扇子屋を営んでおります。
日ごとに暖かく、桜も咲き始めました。春の訪れを感じますね。
京都の春は、花街の舞踊公演・春のをどりからも感じられます。
京都には、祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東と5つの花街があり、そのうち祇園東以外の4つの花街の公演が、春に行われます。
3月下旬、最初に開かれるのが上七軒の「北野をどり」。次いで、祇園甲部の「都をどり」、宮川町の「京おどり」が順に開催され、最後を締めるのは5月上旬〜下旬まで行われる先斗町の「鴨川をどり」。花街によって所作や演目が異なるため、各公演を巡って、それぞれのをどりを見るのも楽しいものです。
そこで、注目してほしいのが舞扇子です。華やかなその扇面で、舞台を彩ります。演目によっては、芸舞妓さんの手の中で自在に操られる舞扇子は、本当に美しく見応えがあります。
白竹堂の舞扇子はこちらから。
古くから人々を楽しませてきた京都花街の春のをどり。扇子と併せてお楽しみください。