京都の暮らしと扇子
2024年05月01日
初夏の京都を楽しむ
こんにちは、京扇子の白竹堂です。
享保3年、1718年から京都で扇子屋を営んでおります。
京都の各地に新緑が青々と茂り、初夏の煌めきを感じます。
5月、京都では鴨川納涼床が始まる季節。
今年は、5月1日から9月30日まで納涼床を楽しめます。
鴨川沿いでは、桜の見頃が過ぎた頃からその開始に向けて準備が始まります。
納涼床の歴史は、約400年前から。商人が鴨川の河原に、見物席や茶店を出したことから始まったそうです。当時はクーラーや扇風機がなかったため、人々は鴨川沿いで涼をとり、夕涼みを楽しみました。その行事は、「河原の涼み」と呼ばれていたと言われています。
現在は、鴨川沿いの二条から五条にある飲食店が、オープンテラス席を設置するようになりました。鴨川を眺め、おいしい食事を楽しみながら、扇子で涼をとるのも、風情があっていいものです。
納涼床が始まったばかりの今の時期は、まだ人も少なくおすすめです。ぜひ納涼床で京都の初夏をお楽しみください。
5月12日は母の日。
白竹堂の公式オンラインショップでは、母の日の贈り物にぴったりな扇子を集めた「母の日特集」を公開中です。
洋風のテキスタイル柄が映える「Neisha脇漆」
繊細な京都刺繍が美しい「ベール」
他にも、お好みに合わせて選べる多彩な扇子を取り揃えています。ぜひご覧ください。
『母の日特集』はこちら
また、「Thank you Mother」カード付の母の日限定ラッピングもお選びいただけます。この機会にぜひご利用ください。